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使い方ガイド

Excelが苦手でも大丈夫。基本は「①取り込む → ②整える → ③書き出す」の3ステップです。関数もマクロも使いません。

1 まずは取り込み

画面右上の 「📂 ファイルを取り込む」 を押して、CSV か Excel(.xlsx / .xls)を選びます。

  • 文字化けしやすい Shift_JIS のCSVも、自動で判定して正しく読み込みます。
  • Excelで複数のシートがある場合は、上部の「シート」から選べます。

取り込むと「データ」エリアに中身が表で表示されます。上の 「元データ/整形後」 のタブで、加工前と加工後を見比べられます。

2 列の整理とクレンジング

「① 列の整理とクレンジング」の表で、各列をどうするか決めます。

いらない列を消す・並び替える・名前を変える

  • 削除:右端のチェックを入れると、その列は出力されません(元データは消えません)。
  • 並び替え:左の で順番を入れ替え。
  • 改名:「出力名」を書き換えると、その名前で出力されます。
列は「位置」ではなく「名前」で扱うので、次にもらうファイルで列の順番が変わっても設定は崩れません。

各列をきれいにする(クレンジング)

  • 前後空白:セルの前後の空白を取り除く
  • 空白:すべての空白を除去
  • 桁区切り除去1,0001000
  • 全角→半角 / 半角→全角:英数字や記号の幅をそろえる
  • 0埋め:桁数を指定して数字の前に0を足す(例:5005。コードの先頭ゼロを保ちたい時に)
  • 日付2025/1/52025年1月5日20250105 などを、選んだ形式に統一
列の整理とクレンジングの操作画面。削除・並び替え・改名と、各列のクレンジング操作を1つの表で行う
▲ 1つの表で、削除・並び替え・改名と各列のクレンジングをまとめて指定

3 値の置き換え

特定の値を別の値に置き換えます。「② 値の置き換えルール」で、対象の列・変換前・変換後を入れて「+追加」。

例1:部門コードの 2500 → 1500(組織が変わって番号が新しくなった時)
例2:(株) → 株式会社 (「部分置換」を選ぶと、文字の一部だけ置き換えます)

一致のしかたは4種類から選べます。

  • 完全一致:ぴったり同じ値だけ
  • 前方一致:その文字で始まる値(例:25 で始まるコードをまとめて)
  • 含む:その文字を含む値
  • 部分置換:見つかった文字の部分だけを置き換え((株)→株式会社 など)
値の置き換えの整形後プレビュー。(株)を株式会社へ部分置換し、変換されたセルが色付きで表示される
▲ 「(株)→株式会社」を部分置換した整形後。変換されたセルが色付きで分かる

4 列を増やす(計算・分割・結合)

「✚ 列を増やす」では、元データを変えずに新しい列を追加できます。関数を書く必要はありません。

計算列

「+計算列」を押し、値A・演算子(+−×÷)・値Bを選びます。値は「列」か「数値」を選べます。丸め(整数・小数)も指定できます。

例:単価 × 数量 で金額の列を作る/単価 × 1.1(丸め=整数)で税込の列を作る

列を分割

「+列を分割」で、1つの列を2つに分けたり、先頭・末尾の文字を取り出せます。

例:B-220 を「-」で分割 → B220 の2列に

列を結合

「+列を結合」で、複数の列を1つにまとめます。区切り文字も指定できます。

例: を結合(区切りなし)→ 氏名 の列に
計算列と分割を設定した整形後プレビュー。単価×数量の金額、単価×1.1の税込、品番コードを記号と番号に分割した列が追加されている
▲ 単価×数量=金額、単価×1.1=税込、品番コードを記号/番号に分割。新しい列が増える

5 VLOOKUP(別ファイルから列を追加)

別のファイル(対応表など)を使って、キーで突き合わせて列を取り込みます。Excelの関数を書く必要はありません。

  1. 「③ VLOOKUP」の「📑 参照ファイルを開く」で対応表を読み込む
  2. メイン側キー列(今のデータ側)と 参照側キー列(対応表側)を選ぶ
  3. 取り込みたい列にチェック(複数選べます)。必要なら出力名も指定
例:得意先コードをキーに、対応表から「得意先名」「担当者名」をまとめて追加
実績データの品番コードと、計画シートの品番を突き合わせ、計画数と担当部門を取り込むVLOOKUP設定画面
▲ 実績データの「品番コード」と計画シートの「品番」を突き合わせ、計画数・担当部門をまとめて取り込む例

6 行の処理と「行が消えない」確認

「④ 行の処理」では、いらない行を整理できます(使わなければ行は1行も減りません)。

  • 空の行を除去
  • 重複行を削除(キー列を指定)
  • 行フィルタ:条件に合う行を「残す/除外」
「整形後」タブの上に 行数バナー が出ます。除外が無ければ緑で「✓ 行は保持されています:取り込み N行 → 出力 N行」。除外した時は「何の操作で何行減ったか」を必ず表示するので、知らないうちにデータが消える心配はありません。

7 データ点検(品質チェック)

「🔎 データ点検」で、各列の状態を確認できます。さらにチェックを設定すると、おかしな値を「元データ」表に色付きで知らせます(データは一切変更しません)。

  • 列プロファイル:各列の 非空・空欄・種類数・最小/最大・例 を自動で表示
  • チェック:空欄を禁止(必須)/数値であること/日付であること/文字数の範囲/許可リスト以外を検出
引っかかった値は「元データ」表に赤く表示され、「⚠ 要確認 合計N件」とまとめも出ます。納品前に「空欄・数値でない値・想定外コード」を見つけるのに便利です。
データ点検画面。列プロファイルと、数量の空欄・単価の非数値が元データ表に赤くハイライトされている
▲ 「数量=必須」「単価=数値」チェック。空欄や数値でない値が元データ表に赤く出る

8 書き出し

「⑤」のエリアで形式を選んで書き出します。

  • 文字コードUTF-8(BOM付・Excel向け) が無難。古い基幹システム向けには Shift_JIS も選べます
  • 区切り:カンマ(CSV)かタブ(TSV)
  • 💾 名前を付けて書き出しでCSV/TSV、📊 Excel(.xlsx)保存でExcel形式

ボタンを押すと保存ダイアログが開き、ファイル名と保存先を選べます。

9 整形パターンの保存と再現

ここまでの「どう整えるか」の手順は、名前を付けて保存できます。毎月くる同じ様式のファイルを、次回からワンクリックで同じように整えられます。

  • 上部「整形パターン」の 「💾 名前を付けて保存」 で保存
  • プルダウンで選ぶと、その手順が呼び出されます(自動保存されます)
  • 「⬇ 書き出し / ⬆ 読み込み」でパターンをファイル化。別のPCへ移したり、共有したりできます
列を名前で扱うので、保存したパターンは「列順が違うファイル」にもそのまま使えます。

10 フォルダ一括処理

「⑥ フォルダ一括処理」で、フォルダ内のCSV/Excelをまとめて整形できます。今選んでいる整形パターンが全ファイルに適用されます。

  1. (おすすめ)先に使う「整形パターン」を選んでおく
  2. モードを選ぶ:ファイルごとに書き出すすべて縦に結合して1ファイルにする
  3. 「📁 フォルダを選んで実行」 → 処理するフォルダを選択
  4. 出力先フォルダを選ぶと、整形済みファイルがまとめて保存されます
例:1月〜12月の月別CSVが入ったフォルダを「縦に結合」→ 1年分を1ファイルに

? 困ったときは

データが外に送られたりしませんか?

いいえ。すべての処理はあなたのパソコンの中だけで行われます。読み込んだデータが外部に送信されることはありません。

元のファイルは変わりますか?

変わりません。整形結果は「書き出し」で新しいファイルとして保存されます。

うまく読み込めない・文字化けする

多くは文字コードが原因です。読み込みは自動判定しますが、書き出し時の文字コードを納品先に合わせて選び直してみてください。

その他のご質問は、お問い合わせフォームからどうぞ。

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